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立春

今日は立春。昨日までは冬でしたが、今日から季節は春です。

まだ随分と寒いのに、何故この時期に春なのか、疑問に思われる方も多いでしょう。テレビのニュースなどでは「暦の上では・・・」と良く言われます。確かに、暦の上で春が来ているのは間違いではありませんが、春が来ているのは暦の上だけではありません。お天道様の下にもちゃんと春が来ています。

多くの人は、暦の上での季節と実際の気候がマッチしない理由を誤解しているように思えます。その一つは、旧暦と新暦で季節感にズレが生じるという大きな誤解です。新暦と旧暦では約1ヶ月のズレがありますが、旧暦を使用していた時代に現在より約1ヶ月立春が遅かった訳ではありません。また、もう一つの大きな誤解は、立春を含む二十四節気は、中国が起源なので中国と日本の間に気候のズレが生じているという誤解です。

暦の上での季節と実際の気候がマッチしない理由は、季節の定義が異なるからです。我々は普通、一年のうち暑い時期を夏、寒い時期を冬というように、寒暖を基準に季節を決めています。一方、暦の上での季節(二十四節気の中で春夏秋冬の文字を含むもの)は太陽の運行(地球の公転)が基準で、一年のうち日照時間が長い時期が夏、日照時間が短い時期が冬です。日照時間が一番長い夏至を夏の中心、日照時間が一番短い冬至を冬の中心として一年を4等分すると、2月上旬の立春から5月上旬の立夏の直前までが春になります。前述した、お天道様の下にも春が来ているというのは、日照時間の長さのことです(日差しの強さは関係ありません)。

こんなことを書いている私ですが、実は、この事実を知ったのは最近のことです。マスコミでは「暦の上では」を連発していますが、この言い方では上記の疑問や誤解がなかなか解決しませんね。「太陽の運行上では」とか「日照時間の上では」のように、季節感覚のズレの理由が分かるような表現をしてほしいものです。

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Comments

こんにちは♪私も誤解をしていた中の一人です(^^;)1つ賢くなりました♪春と聞くだけで心が弾みます!!また賢くなりにきま~~す♪

Posted by: 勝手気ママ | 2006.02.05 10:49

こういう話をテレビの天気番組で、聞いたことがあります。
立春とは「春の気立つ日」、すなわち、もうこれ以上寒くなることはなく、これから暖かいほうに向かうという意味なのだそうです。
これから暖かいほうに向かうのですから、一番底、つまり一番寒い時期なのだと。。。
こう考えれば、暦と季節はぴったり合っているということになりますよね。

Posted by: くろ | 2006.02.05 16:48

勝手気ママさん、コメントありがとうございます。

誤解されていたのは事実を知る機会がなかったからなのでしょうね。もっと知る機会を増やして欲しいですね。

Posted by: おかげん | 2006.02.08 23:12

くろさん、コメントありがとうございます。

いつだったか忘れましたが、そういう説明を聞いた(読んだ)ことがあります。立春の頃が一番寒いのは確かですね。しかし、暦と季節感のズレを正当化させるための後付けの理由のような気がして、個人的にはその説明は好きになれません。

Posted by: おかげん | 2006.02.08 23:19

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