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「ドニチエコきっぷ100万枚突破キャンペーン!!」と損益分岐点

(お断り)
この文面は、7月7日に投稿した『「ドニチエコきっぷ50万枚突破キャンペーン!!」と損益分岐点』の文面を流用して作成しています。

名古屋市交通局で4月1日から発売されている「ドニチエコきっぷ」が、発売数100万枚を突破しました。

これを記念して、「ドニチエコきっぷ100万枚突破キャンペーン!!」が行われ、9月30日の使用日付のあるドニチエコきっぷを交通局へ郵送すると、抽選で100名様にユリカ1000が当たります。

キャンペーンの詳細はこちら(名古屋市交通局公式ウェブサイト)

この情報を知り、ちょっと残念に思ったのは、応募方法が郵送に限定されていることです。郵送するためには、郵送料というコストがかかります。応募総数が多ければ多いほど、期待値が下がるので、投資(郵送)に対する見返り期待額が投資額(郵送料)を下回る可能性もあります。

ということで、今回のキャンペーンの、応募総数による損益分岐点がどうなるかを計算してみました。

まず、ユリカ1000にいくらの価値があるかですが、日常、地下鉄・市バスを頻繁に利用する人の大半は、5000円のユリカを使用していることでしょう。5000円のユリカには600円のプレミアムが付き、5600円分利用できます。一方、1000円のユリカにはプレミアムが付かないので、利用可能額は1000円です。このプレミアム率から計算すると、1000*5000/5600=892.8・・・となりますので、1000円のユリカの価値を893円で計算することにします。

次に、郵送料ですが、普通の封書で送ると80円かかりますが、郵便書簡(ミニレター)を使用すると60円で済みますので、60円で計算することにします。

以上の数値から計算すると、893*100/60=1488.33・・・で、損益分岐点は1488人程度ということになり、応募総数が1488通を超えると、見返り期待額が投資額を下回ることになります。ところで、郵送料の計算に郵便書簡の料金を用いましたが、郵便書簡(ミニレター)の知名度ってどれくらいなのでしょう。仮に、郵便書簡(ミニレター)の存在を知らないとすると、封筒に80円切手を貼って応募することになりますので、893*100/80=1116.25で、損益分岐点は1116人程度と大きく変動します。

もっとも、応募総数は未知数なので、応募するか否かは、応募者が自己判断するしかありませんが、損得勘定にシビアになるならば、応募を見送った方が賢明かもしれません。ただし、コレクター的立場等で、どうしてもこのユリカが欲しいという思いがあるならば、この限りではありません。

本当は、応募方法を郵送だけにするのではなく、地下鉄駅に応募箱を設置するなどの方法を併用して欲しかったですね。前回の「ドニチエコきっぷ50万枚突破キャンペーン!!」のときに、交通局に要望を出しておきたいと思っていましたが、そのことをすっかり忘れていました。今度こそ交通局に要望を出しておきたいと思います。

因みに、「ドニチエコきっぷ50万枚突破キャンペーン!!」のときの応募総数は、交通局発表によると応募総数は2300通を超えていました。今回はユリカの当選枚数が2倍になりますが、仮に同じ応募数があると仮定すると、キャンペーン応募で郵送料60円を投資することに対する期待値は、60×1488/2300=38.817・・・となり、数字だけを見ると、公営ギャンブルの75%よりやや悪い数字となりました。

次回このようなキャンペーンを行う際は、是非とも地下鉄駅等に応募箱を設置し、郵送料がかからないような配慮が欲しいところです。

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