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「大型連休」は嫌いです。

といっても、連休そのものが嫌いなのではありません。私が嫌いなのは、NHKや一部のマスコミが多用している、ゴールデンウィークの意味で用いられる「大型連休」という言葉です。

ゴールデンウィーク=連休ではないからです。今年の場合でいえば、4月29日から5月5日までの期間をゴールデンウィークと呼ぶのが最も一般的かと思いますが、4月30日はカレンダー上の休みではありません。休みではない日まで含めて「連休」と表現することに抵抗があります。カレンダー上の連休となっている5月1日から5日までの期間を大型連休と呼ぶことに対しては問題ないと思っています。

このように書くと「飛石連休」という言葉があるではないかと反論が出そうですが、個人的には、「飛石連休」という言葉もやめて欲しいと思っています。本来は連休でないものを無理やり連休と呼ぶのは詐欺のようなものです。「飛石」という言葉を使って休みの状況を表したいのであれば「飛石休」が「飛石休み」と呼べば良いのではないでしょうか。

NHKが「ゴールデンウィーク」を使わない理由として、映画業界が最初に使った用語で、映画業界の宣伝になるからだと、ネット上に多数挙がっているようですが、下記ページのNHKの公式見解にはその理由は挙がっていないようです。

しかし、NHKが挙げる公式見解は、首を傾げざるを得ないような理由ばかりだと感じています。下記ページのNHKの主張に対する私見です。

「ゴールデンウイーク」「大型連休」どちらを使う(NHK放送文化研究所)
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_00040101.html

>しかし、1970年代の「石油ショック」以降、「のんきに何日も休んではいられないのに、なにがゴールデンウイークだ」といった電話が放送局に何本もかかってくるなど抵抗感を示す人がめだってきました。

休めない人が抵抗感を示すことは理解できます。しかし、「ゴールデンウィーク」を「大型連休」に置き換えたところで、抵抗感が減ることにはならないないと思います。「ゴールデンウィーク」ならば、カレンダー通り休む人には抵抗がないと思いますが、「大型連休」はカレンダー通りの休みの人でも抵抗感を示す用語だと思います。

用語の問題は別にして、NHKは「大型連休」という用語を放送中に必要以上に使いすぎている傾向があるように思えます。

>また、「カタカナ語・外来語はできるだけ避けたい」「長すぎて表記の際に困る」など、放送の制作現場の声もありました。

カタカナ語・外来語を避けたいといいながら、「NHKニュース7(セブン)」や「ニュースウォッチ9(ナイン)」など、わざわざ英語読みしている番組が多く、本当に外来語を避けたいと思っているのか疑問に感じる場面が多数見られるような気がします。文字数が長くなることについては、「黄金週間」と漢字表記することで対応可能です。

>そのうえ、週休2日制の定着で前後の土曜・日曜を加えると10日ぐらいになることもあり、ウイーク(週間)も的確な表現ではなくなってきました。

「ウィーク」が的確な表現ではないというのであれば、「連休」も的確な表現ではないように思えます。

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